先日5/19(金)ドゥーラ協会プレ講座(ドゥーラになりたいor興味がある方向け)
にて日々のお仕事についてお話する機会がありました。
私も協会との初コンタクトはプレ講座でした。
こうして自分がドゥーラとして話すというのは何だか歓喜深い思いです。
同期の近藤さんとの対談形式というのもありとても話しやすかったです。
今日の講座の中で福島富士子先生のお話で基本の大事な生活習慣がままならなくなるのが産後であり、当たり前にできたことが出来なくなる、誰かに依存していかなくては生きていけない。
そんな子育てのスタートをサポートしていくドゥーラというのは
とても責任のある存在だと改めて思いました。
その時期をしっかり支えることで親子の生きる基礎力の向上となる。
生活は基本の大事な生活習慣の繰り返し。ここが整う、保てることが
一番の幸せであるということ。
会場にはドゥーラがとりあげられた記事や雑誌も多く閲覧できて
産後をとりまく環境は変わってきているなと実感しました。
でも子育てに関する悲しいニュースは後をたちません。
そんな現実もふまえつつ1人でも多くの人の支えとなり
産後ドゥーラという存在の意義や設立した背景なども
くみ取って貰えたらと思います。
「すまいる徒然日記」カテゴリーアーカイブ
響整体HPにすまいるドゥーラサポートが掲載されました!
みなさま
こんにちは、
新緑の季節に差し掛かってきましたね。
仕事の道中も新緑がとても綺麗で
歩くのがとても楽しいです!
先日、妊産婦さん向けに整体をされている
響気整体の吉村光弘さんとお会いする機会がありました。
同じく産後ケアに関わる者同士
気持ちの共通点も多く
とても有意義な時間でした。
ついついお話しやすく
長文となりましたが(吉村さん、まとめて頂きありがとうございます!)
ぜひHPもご覧になってくださいませ☆
↓
「響気整体」(東京都内・横浜・川崎圏内出張施術)
http://hibiki-seitai.net/free/dialogue3
東京都子育て支援員研修修了証書 頂きました!
東京都子育て支援員研修修了証書
頂きました!
平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタート。
都より地域の子育て支援の担い手がますます求められています。
育児経験が豊富かつ子育て支援に関わりたい、また既に保育の現場で働いてた方も一緒に研修が行なわれました。
子ども達がのびのびと、かつ安全に、生活できる場や感性豊かな経験を体感してもらうためにも今回新たに学んだことをサポート宅や現場で活かしたいと思います。
2/17読売新聞夕刊にて取材記事掲載されました!!
こんにちは、産後ドゥーラ三門です。
2月17日金曜、読売新聞・夕刊「しごと図鑑」にて、
一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ三門の取材記事が掲載されました(初)!!
産後はまさに子育てスタートの入り口。ですが出産という大仕事後の体は赤ちゃんが生まれ胎盤も剥がれ、骨盤もグラグラ、ホルモンバランス激動、子宮収縮、寝不足、おっぱいが痛いなどなど全ての産後女性がケアされるべきです。
地域によって活動が認知され助成金補助も得られたりドゥ一ラも着実に増えています。
これからも地域に根差した活動と、ケアの重要性を広めていきます。
取材に快く応じて下さったご利用者Sさま、事務局の皆さま、素晴らしい記事にして頂いた記者の方、ご利用者皆さま、活動を応援してくれている皆さまへ改めて感謝したいと思います。
第1回 夢を語ろう 子育てカフェに参加しました。
1/28(土)こうとう親子センター主催の
第1回 夢を語ろう 子育てカフェに参加してきました。
江東区内には子育てに関する民間・NPO法人・個人活動など大変多くあります。昨年は江東区内で初の子育てメッセが大盛況で第一回の幕を閉じました。
それぞれがとても素晴らしい活動をしている中、行政とそれぞれの団体の繫がり(縦の繫がり)はあるが団体同士の繫がり(横の繫がり)がなかなか築きにくいという現実。。
それぞれの団体同士ぜひ意見・情報交換をして(子育てネットワークの構築)より江東区が子育てしやすい地域になって欲しいという願いから今回実現されました。
主催のこうとう親子センター代表 藤沢千代勝さまはじめ多くのカフェ開催にあたりご尽力いただいたおかげで、どこかでチラッとお聞きしたことのある団体の代表者さまや区の子育て支援課長、江東区社会福祉協議会の方も交えて様々な活発な意見があがりました。
数年かかるであろう議題やすぐにでも取りかかれそうなことも含め
表題のとおりまさに「夢を語る」時間でした。
まずは言葉にして発信することが本当に大事で、できるかどうかは抜きに最初の一歩を踏み出す。今回のカフェもまずはそれぞれの意見を持ち寄って会って話すという第一歩だったと思います。(カフェという名の通りお茶とお菓子もいただきました^^)
多くは団体に所属してる方が多かったと思いましたが、参加対象にはまさに子育て真っ只中のお母様も数名いらっしゃいました。
どうぞ自由に意見を!とのことで日頃思っていることなど言葉にしてみたらもしかしたら実現するかも?!
みなさまの熱気溢れる2時間でした。
ちなみに私個人の子育て支援に関する意見として2つ事前に提案させて頂きました。
「①パートナー(主に男性)の働き方について
②産後女性の心と体の変化、夫婦で取り組み共有すること
です。
①子育ての悩みや不安を感じる→一般的に行政・地区の子育てサロン・子育てに関する施設等へ相談するという流れがあるように感じます。もちろんそのような受け皿や相談を聞いてくれる場所があることも大変必要と感じますが、まずは子育ての一番の理解者や相談相手はパートナー(夫)であって欲しいという願いです。
パートナーの平日の残業や勤務体制によりまだまだ子育て・家事の殆どを妻に任せっきりという家庭が多いように感じています。
そして妻側も自分がするべきというような思い込みや概念のせいで体力・精神的に追い込んでしまう傾向も感じます。
職場の理解や体制などで大きな変革を試みるというのは簡単ではないと思いますが、そもそも定時退社というのは何のために設定されてるのかということも含め、せめて○曜日は早く帰るとかできることから働きかけをしてみることなら出来るんじゃと思います。
自身の経験もふくめ子育てで大変な時間帯は夕方から夜寝かしつけの間と思います。保育園お迎え、夜ごはんの準備、食べさせる、片付け、その間に下の子のケア、お風呂に入れる、洗う、その後の着替え手伝い、寝かしつけ等等。
その時間に自分以外の手があることでどれだけ精神的に助かるか。ワンオペ育児は不可能であると断言したいです。
②産後女性の心と体の変化、傾向について夫婦で取り組み学ぶこと。
妊娠・出産本は数多く出版されてますが、まだまだ産後について学ぶ機会が
圧倒的に少ないと考えています。
実際子育ては産後から始まっています。
妊娠、出産時は検診や母子手帳など行政や地域、病院では検診費も助成してくれてとても手厚いですが産後に関しては一ヶ月検診や保健師訪問の一時のみです。
日々の生活の面からの支えやケア方法、もちろん産後女性の自身の働きかけも大切ですがここでも一番の理解者は夫であるパートナーであって欲しいという願いです。
産後のホルモンバランスや体の急激な変化や陥りやすいマインド、安静して生活できる環境を整えるのをぜひ産前から夫婦で考えていくことが大事だと痛感しています」
長くなりましたが💦上記2項目を提案させていただきました。
具体的にどうするかというのは、やはり妊娠期の両親学級等で夫婦で取り組んで欲しいというのと、産後生活のマネジメントは夫であるパートナーの役目ではないかと思っています。(産後女性は養生が仕事であるからです)
私の仕事柄、妊娠期からお産後(産褥期)の期間にお会いすることが多いのですが、子育ては産後から始まっています!(2度言ってます💦)
その時に夫婦で取り組むことが今後の育児生活に多いに関わってくると痛感しています。
ドゥーラの役目はまさに外気を入れる風穴であり、育児、家事支援の他、住んでいる地域のネットワークの情報提供も役目の1つと思っています。
なのでまさに地域で子育て支援に関わる方とお会いできること、連携を取っていけることは大変嬉しい機会でした。
お互いの活動にとってもプラスとなりそれが地域貢献となり
循環してより子育てしやすく住みやすい地域となれたらと思います。
なんとこちらの子育てカフェは第2回目も既に決まっているそうです!
2017年3月25日(土)10:00-12:00
江東区東川小学校1階ランチルームです。
詳しい詳細やご参加についてなどは
こちらでお尋ねくださいませ。
こうとう親子センター
http://www.kotooyako.com
終了後
こうとう親子センター藤沢さまと
マドレボニータボールエクササイズ指導士「しゃー」こと小田綾さんと記念撮影☆
子育てのスタートをみんなで支えよう〜2016マドレボニータデイに参加してきました。
毎年参加させていただいている
マドレボニータの年一回のスペシャルイベント
マドレボニータデイ2016にやっぱり今年も行ってきました。
今年のテーマは「子育てのスタートをみんなで考えよう」
産後という言葉が多くでてきた昨今、
それでも今だ妊娠出産のカテゴリーについては
女子供の問題?
じゃなくて、
社会で支えていかなければならない問題と代表吉岡マコ先生。
産後というのは表向きは(きっと誰しも?)
・赤ちゃんが産まれてなにより幸せ!!
・この子以外何もいらないっっ
・これからよりパートナーとラブラブで仲良くなれそう。。
でも同じ時期に
①産後うつ
②夫婦不和
③乳児虐待
というリスクも含みがちです。
これから出産を控える人には水を差しそうで言いづらいですよね。。
そんな状況を改善すべく今回イベントのメインともなる
ファミリースタートという出産・産後の準備アプリが
本日解禁となりお披露目がありました。
(これはGoogleインパクトチャレンジでマドレがグランプリを受賞!
その助成金で開発されたアプリです)
産後の問題解決の大きな壁として
・知らない
・受け入れられない
・実践できない
・発揮できない
でもそれをテクノロジーとコミュニティの力で
解決していこうというまさにイノベーティブなお話盛り沢山でした。
ドゥーラで伺った際もぜひぜひこのアプリをご紹介して
役立てて欲しいし、周りのみんなで状況を知ってもらい、
今この人に何ができるのかを考え発揮してもらえたらと思います。
産後というのはほんとうに待ったなしです。いつでも行けるからと思うと
本当に大変な産後は過ぎてしまいます。。
事務局長太田智子さんの企業向けプレゼン内容のシェアもすばらしかったです。
産後ケア(この場合、復職支援プログラム&講座&講演)を個人の偶然に任せている状態・・・格差を産む
企業で産後ケアを導入すれば社内の格差がなくなり、万全の体調で
社員が力を発揮できる!
企業が戦略的に産後ケアを活用するという提案!!
市や金融系企業、新聞社などで多社での実績をあげ
さらに受け入れる企業を増やしているとのこと!
孤独な育児、産後を送っている人、多くの人に届いてほしいです。
そして我がドゥーラ協会事務局有山も参加しており
突然の?プレゼンタイム!!
アピールさせていただいて良かったです!
出産〜産後をすごしたあれこれをご夫婦で話していただいた
ソーシャルベンチャーパートナーズ東京(SVS東京)
井上さんご夫妻
ご夫婦ともマドレとは深い仲で産後については知っていた、
でもいざ自分の子供が産まれることについては壁を作ってしまったと
井上さん。
でもマコ先生はじめ周りの上質なおせっかいのおかげで
心を開け、介入してくれた。
サポートする側からの「開いてくれてうれしい」との言葉が
聞けて、産前よりさらに絆が深まりますよね。
それでもやはり夫婦が息詰ってしまうのが産後。。
自分がどういう状況にいるのか気付く(夫も妻も)
何に怒ってるのか?
何がしんどいのか?
人は自分を守ろうとするとネガティブ思考になるんだそう。
なので自分の元気になる源やエネルギーを感じることを思い浮べると
脳がよろこぶそうです。
井上さんの妻は夜間の授乳中、しんどい中、ビーチで授乳してる所を想像し(!)
何と数ヶ月後、沖縄へ家族で行った際まさにビーチで授乳したとか(!!)
ドゥーラにも産後お世話になったそうです。
関西から栃木と産後移動(妻の実家から自宅へ)されたそうですが
それぞれの近隣ドゥーラにきてもらったとのこと!
そしてそのサポートがものすごく有り難かったとおっしゃってくれました。
それぞれ関西と栃木のドゥーラも今日は参加しておりお話できました。
今回マドレデイは5回目を迎え、目立ったのは
男性の多さ!そして子どもがまだ居なくてもこういうイベントに興味が
あってと単身で参加された方も。
やっぱり男性の理解とコミットはほんとうに心強いですし、
そこが産後の肝でもあるかなと思えました。
ぜひぜひ多くの人に産後という実態を知ってもらい
(アプリにたくさん事例が出ています!)
悲しい被害者、そして加害者が出ないよう
私達も沢山周知そして活動していきたいです。
そんな私が今日の感想で書いた一言
勇気をもって実践あるのみ!
敬愛するマドレのみなさまと
アプリ枠に収まってみました。(お写真拝借しました)
私、小屋からでられない犬みたいですが。。
でもこの場で多くの書き切れない沢山のパワーあふれる話が聞けて
自分の意見も言える場があって、同じ気持ちをもった仲間との再会、
出会いはやっぱり嬉しい。
今年もありがとうございました!!!!!
保育園卒園式
昨日3/12(土)は息子の保育園卒園式でした。
この日はウチも卒園式だった!という方が多かったのではと思います。
上の娘も同じ保育園を卒園し、式のイメージはついていたものの、、
やはりウルウルをがまんすることはできませんでした。><・・・・
保育園がなければ、そして子どもが健康でいなければ、
まわりの人の理解や協力がなければ今この場に立っていなかったんだと思うと
ほんとうにみなさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
平日日中の多くの時間を過ごした保育園生活は家庭では経験できない
沢山の行事やイベントもそうですが毎日しっかり外あそびができて、
栄養を考えた給食やおやつも出してくださり、
(何気に保育園の献立もドゥーラサポートの参考にさせてもらったり
訪問先で思いがけずヒットのおかずもあったりするので個人的に要チェックですww。)
多くのお友達とのかかわりや他学年の交流もあったりして楽しそうに過ごして
いたのが良かったとおもいます。
保育園で安心して先生方に見守られているという気持ちがあったからこそ
私も仕事にいくことができました。
突然の急な延長保育に対してもにこやかに対応してくださりました<_ _>
1歳児から丸5年息子はお世話になり、トイレトレーニングもあまり手をかけることが
無かったね〜と式後の二次会で母たちと話題になり、ほんとうに有り難かったよねという話に。
トイレもそうですが、初めての寝返りとか(0歳クラスがある所とか)こんなことができるように
なった!というのも一緒に喜べる相手がいるというのは豊かで嬉しいことだなと思います。
すばらしい保育園制度がある反面、残念ながら保育園に入れず保活という言葉も聞かれます。
立地問題や定員が決まってることもあると思いますが、保育士の賃金が時間に対して見合ってないという声も。少人数の保育士に対して園児の多さと日中長時間というのと、そして保育というのは本っ当にエネルギーを使います。親は保育園時は送りとお迎えしか日々接することはできないのですが、声掛けや安全に保育をするための労力を考えるとただただ先生方に感謝しかありません。
保育に対するさまざまな問題が解決に向かえるように1日でも早くなって欲しいです。
昨日は卒園式→謝恩会→二次会→三次会(予定外!^^)とまる1日家族と、保育園のみなさんと過ごしました。謝恩会は親達が有志でいそがしい合間を縫ってもろもろ準備をしたり、関わったりして
手作り感いっぱいの良い時間がすごせました。その後につづくイベントも普段あいさつ程度しか関わることができない
父母のみなさんともまったりお酒を飲みながら過ごせて楽しい時間でした!
感動の式後も何気にしれっとあと2週間程通いますが笑、、
のこりの保育園生活も息子には毎日元気に通って欲しいと思います。
産後サポートの輪<(^o^)>
先日3月はじめ、2月より平日サポートさせていただいているMさまのお宅へ。
この日はMさまをご紹介してくださったつぐさんと一緒に2人で行ってきました。
つぐさんは一昨年夏に第二子をご出産。上の子のお連れ出しサポートを
友人よりプレゼントという形でこちらが伺ったのをきっかけにお知り合いになり
何かといろいろとお世話になっています。
ご紹介していただいたMさまも産後1ヶ月を過ぎ、ご友人を家へ呼んだりされており
この日はMさまのかねてからの趣味という紅茶をごちそうになりました。
3人で紅茶をのみながら、そして第三子となる赤ちゃんを交互に抱っこしながら
いろいろとおしゃべり。
その後はつぐさんのアロママッサージ(なんとアロマインストラクターという肩書きまで持ってるとか☆)を産褥プレゼントとしてた〜〜っぷり時間をかけてMさまに。
私はその間赤ちゃんを抱っこして見守り中。。
マッサージが終わってからは私はいつもの料理サポートにとりかかり、つぐさんは
帰宅の時間となり先に帰っていきました。
Mさまもご友人であるつぐさんとお話できたことですごく楽しそうでしたし、
このおしゃべりというのが何より産後女性にとって必要かというのも
痛感したのでした。
パートナーと話す、子どもと話す、ももちろんですがそれとはまた違う、いや全然ちがう笑。
女性として、母として、出産時のこと、とても辛くて大変だったこと、これからのこと、
パートナー、子どもとのこと、こんな風に今思ってるということ、などなど。。
産後は一気に生活が激変します。外にまず出ないし、人としゃべる機会が激減。
今日まともに誰かと話したっけ?、、考えたら宅急便の人だけだったということも。。
私自身も振り返るとマンションの管理人さんにやたらと話かけてみたり、、とか。
だからこうして友人が訪ねてくれることだけでもほんとうにありがたいと思うのです。
この日のつぐさんはライダースジャケットにママチャリで登場、
そんな格好で産後サポートなんて、めちゃカッコ良かったな〜〜(買おっかな←ウソ)
つぐさん、ありがとうございました!!
六本木ミッドタウンも自転車圏内といううらやましすぎる環境にある
つぐさんのご自宅はSTUDIO TRONという多目的スタジオでオーナーマダムとして経営されています。
いつもお伝えしているマドレボニータの産後クラスや、多種多様なダンスも学べますよ!
六本木からお近くの方も、そうでない方も
ぜひ覗いてみてくださいねーーー!!
虐待について考える・杉山春さんトークイベントに参加してきました。
[チャリティイベント]私たち自身で「虐待」を考える。事件は本当に他人事? 〜当事者が、自分やママ友だったら? 私にできることはなんだろう〜
2/6(土)午後は上記のイベントが品川駅コクヨショールームで開催されて参加してきました。
「マドレ城南正会員の会」の有志の方達によるイベントで、ご登壇者はルポライターの杉山春さん
、マドレボニータ産後セルフケアインストラクター吉田紫磨子先生が聞き役としてお話されました。
まずは杉山さんのお話から。
そもそも杉山さんを知ったのは紫磨子先生のブログから。もう何年前になるのか、
大阪で2児の小さい姉弟がシングルマザーである母親からネグレクトをうけ放置され
餓死した事件がありました。その母親を取材された方です。
マスコミや社会はこぞってその母親を叩きました。バツイチでシングルマザー、風俗の仕事をして
いた、彼氏がいたなど。虐待する母親は鬼母とも言われたりします。もちろん子どもを虐待することは良くないことはもっともなのですが、そうさせてしまった背景というのはあまり表には出ませんでした。彼女自身も実母から虐待を受け、過酷な性被害にもあったことがあるそうです。
若くして出産して子どもを設け、離婚してしまった、その時、夫や義母や周囲がとった態度は
「母親が子どもを育てるのが当然」ということを言われたそうです。
養育費も出ず、どうやって子ども2人を育てたらよいのか、行き着く所が風俗だったそうです。
シングルマザーのおよそ8割が貧困というこの時代。産後はセーフティーネットが崩れ易いというのはマドレボニータの吉岡マコ先生が仰っていたのですが、まさにその実例だと思いました。
杉山さんが彼女と拘置所で会った際は窓越しですが、ごく普通の人、ニコニコ笑顔でしたが、
どこか「こっちに入ってこないで」という感じがしたとのこと。そしてとても母親らしい挨拶をされた。本心が分からない、もしかしたら自分自身でも本心が分かっていないのか?
どこか凍った目で、内面が外に現れないというか、ツルツルしていて捕らえ所がない感じと
仰っていました。
SNSなどではとてもキラキラな自分を投稿してたらしく(良い母親)、そのキラキラした自分と社会が
ネット上で繋がっていた感覚?でも子どもとの生活はリアルです。全てがキラキラではないはず。
もっとリアルな場で「自分」という存在が認められて、寄り添ってくれる人がいたら、
最悪な現実が突きつけられることも防げたのかも知れないですね。
大阪の例だけに限らず、愛知県で起こった段ボールの中で3歳児が亡くなった事件で母親が
ネグレクトで逮捕された件、
最近では母子の家に他人の男性が住み、195cmの大柄の体格の男性が3歳男児にかなりの
暴行を加え死なせてしまった事件の話題もでました。
被害を加えた人にはどこか共通点があり、自身に深い困難を抱えている人、何らかの被害を受け、
自分の存在が認められてないなどがあるそうです。
もちろん人としてすることではないのは事実ですが、一方的に責めるだけではなくそうさせて
しまった背景も背けてはいけないとおもいました。
じゃあ私達に何ができるのか、
同じ時代、同じ空間で生きていて、人それぞれの価値感を持っている。価値感というは
人を分断していくと杉山さん。お母さんというカテゴリーにいる人同士でも繋がりあうのが難しい。自分も含めどうしても無意識に比べてしまう。
とにかく、他人をジャッジしてはいけない。
気持ちに寄り添うこと、そのままで自分が居ていいんだと思ってもらえること、ありのままで認めてあげること、
もし自分が辛いとき、ふさぎこんじゃいけない、できるだけオープンに、弱みをみせる
そうすれば声をかけてくれる人がいる。気にかけてくれることをご自身の息子さんの
おかけで学んだと杉山さんがおっしゃってました。
こういう虐待やDVなど話題にはしずらい問題だし、でもきっと子どもを育てた経験が
ある人なら関心や、自分ももしかしてと思うことも多々あるのではないでしょうか。
自身も含め感情的になった時などほんとに紙一重の問題だと思うし、
夫と話をする際にわき起こる感情などもこういうのがDVの芽かもと思う所があります。
言わないでいたらその場は済むかもしれないけど、これはがまんすれば良い問題なんだろうか、とか。なるべく喧嘩は避けたい、でも伝えて喧嘩になればなったでそこは喧嘩上等!と思えるか。
夫婦は対等な立場であると思うのですが、そこは男女差というのがどうしてもあって
力ではどうしようもないこともある。この世に男女が存在する限り、永遠のテーマですよね。
虐待からDVまで話が飛んでしまったのですが、、
結局この2つに関しては公の場で起こってるのではなく家庭内で起きています。
昔は国や行政は家庭内までは介入することがなく、家庭内で起きたことは家庭内で処理
するという時代だったのが今は急激に社会が変わってきていて国や社会が支えきれてない所も多い
困ったとき行政に頼んでもどこかで「何とおもわれるか怖い」「親失格」と思われないかとか。
決して上から目線で入っていないか、ジャッジをしてないか、
するべきことは困っている所に支援をすること。
私達は生きる権利があること。
今日はお話を聴くだけでなく参加者同士のシェアワークもあり、支離滅裂ながらも
自分の今、どうしたらいいかなども話したりしました。
正直産後ドゥーラとしてどうしたら?ということまでは頭がまわらず(ごめんなさい!)
自分自身の中で1つ1つの今日の言葉を噛み締める、まず自分はどうありたいかを思うことで
精一杯に思えました。
1人で虐待などについての本を読んだりというのは辛くてついパタっと本を閉じて
みない振りをしたこともあったり。
でも同じ関心を持った人同士で聞き、話たりという経験は本当に貴重で
この場をつくってくださった方達に感謝したいです。
ほんとうにありがとうございました。
「マドレ城南正会員の会」
NPO法人マドレボニータの正会員のうち、城南地区(主