月別アーカイブ: 2015年11月

産後の養生について

「産後はしっかり養生しましょう」

とはよく言われますね。

では具体的な養生って??

ソファーなどに座ってテレビやスマホを見て過ごすこと?

とりあえず家にこもっていれば養生と言える?
(その間にちゃちゃっと家事も済ませてしまえるし、、)

いえいえ〜〜〜〜!
座る=骨盤に負担をかけている

立ち仕事=同じく骨盤に負担&家事・・・主に水仕事、手が冷える=体を冷やす

一見ゆったり過ごしている風ですが骨盤やゆるんだ筋肉には負荷をかけています。
自然分娩・帝王切開も同じことが言えます。

産後の養生としてあるべき姿はこちらっ↓
(下の図はNG例です、、)

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「産褥記3」伝えたい産後のリアルより引用

写真の関係で文字が小さく読みづらかったらすみません!
上の図は横たわることで骨盤におもみがかからない

下の図は座ることで骨盤に上半身のおもみをかけてしまう

とあります。それに目をつかうことは産後タブーとされています。

目と子宮のツボは繋がっているそう。新聞、本、スマホ等細かい字は

極力さけて欲しいです。

産前のお打合せでは必ずお伝えしています。上記プリントもお渡しさせていただき
うっかり忘れないように&ご家族で共有してもらえるように。

産婦さんにはとにかく養生に徹底してもらえるように。

と言いながら、正直この姿勢で約1ヶ月近く過ごすには

ヒマなんですよね〜。。

なのでサポートの合間に産婦さんには横たわりながらお話もできるし
眠かったらそのままもちろん寝ていただいてますzzz

家事などもご家族で協力していただけることはお願いし、

どうしても手が届かない部分を私達がサポートできるように。

産後ドゥーラはあくまで影武者?であれ(尊敬する先輩ドゥーラが仰った言葉)

育児の最強パートナーは夫であり

その代わりは私達はできないからです。

 

生活が軌道にのったら、ドゥーラは卒業。

サポート中に作った料理を実際に作ってみて夫や義母に
好評でした〜なんて声を聞くとほんとに嬉しく思います。

みんなに必要な新しい仕事

敬愛するマドレボニータの新刊!!

NPO法人マドレボニータ代表
吉岡マコ著「みんなに必要な新しい仕事」を読んで。

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自身の思わぬ産後に抱いていたイメージ(産んだらきっと楽になる)
がガラガラと崩れ、愕然とするも、そこからそれまでに学んできた
運動生理学、東陽医学、ヨガなどの知識から自ら産後ケアプログラムを開発!

はじめはたった1人で活動し、今や産後ケアを伝えるインストラクターは全国に点在するよう
になりました。

私も第二子出産後に産後ケアプログラムを体験し今産後ケアに携わる仕事をしている1人です。
大分はしょりましたが。。

私が想像する世の中の出産に対するイメージ(もちろん自身の過去含め)
・・・とにかくめちゃめちゃ痛い。鼻からスイカ。神秘的なこと。女性の特権

抱いていた産後のイメージ
・・・赤ちゃんは無条件にかわいい。ハッピーオーラに包まれて日々過ごす。母乳がすぐに出て
赤ちゃんはよく飲みよく寝る。目に入れても痛くない(よく言われますね)

上記に挙げたことを全否定はできない所もありますが、、

何よりマドレボニータを知って最初のころに共感したのが
骨格や筋肉の視点からの産後の体のダメージ、そして心、精神的な変化を理論的に
分析し、ならば「そうなるならしょうがないよね〜・私ががまんすれば・目をつぶるしかない」と思いがちな所にも
きちんと向き合ってそんな自分を客観視しつつ体力をつけて心身共に健康で子育てしていくことが大事なのではということ。ダイエットよりもまずリハビリだと。
全ての産後女性に必要なプログラムだと思えたところでした。

華々しい経歴の裏では創設者としての苦悩なども書かれていて、、
一会員としてできることは、マドレボニータが伝えたいこと、これから出産、産後を迎える対象の方に1人でも多くの人に産後ケアの重要性を伝えることが私にできることだと思いました。

そして文中に嬉しかったことが!!
マドレ卒業生として私の名前を掲載していただいたことです!!!他にもドゥーラ協会に
関わった人の紹介も☆
ドゥーラという仕事を通じて会員としてイベントにも参加させてもらったりマドレストアの書物を読んだりして得た知識が多いに役立っています。

そしてこの本のさらにすごい所は、構成・編集がこれまたマドレ卒業生が関わっているということ。
産後ケアプログラムを通じて、体力をつけた当事者が自身の得た経験を広く伝えたいと言う思いが
循環されていく。これから産後を迎える人達の力となれば。。

 

 

品川子育てメッセに参加してきました。

先日11/6(金)大井町きゅりあんにて
品川子育てメッセに参加しました。
品川近辺在住また品川近隣で活動している産後ドゥーラ仲間に
お手伝いで加わらせていただくことに☆

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大盛況でした!
フロアいっぱいに乳幼児を連れた方がたくさん!
ブースも子育て全般に関わってる団体も多数!!

後半お手伝いとして参加しましたが
朝からお味噌汁づくりや
クッキーなど焼いてきたドゥーラも☆

ハンドトリートメントも大盛況のようでした。
実際アロマを使って直接肌に触れることで
日頃の育児についての考えていること、ご自身のこと
などホロッと話しやすいですよね。
なんとなくこころの距離も近くなる感じがするというか。。

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ドゥーラは主に産後の母親、そのご家族のサポートをしています。日常の家事全般ももちろんですが、
じっくり耳と心をかたむけてお話をうかがうことを大切にしています。

ブースに立ち寄ってじっくりチラシをご覧になってた方に
お声をかけさせていただくと第一子または第二子ご出産予定の方も。
第一子予定の方は「産後は大変2と聞くけど、どう大変なのか。。」
第二子予定の方は(上の2歳のお子さん連れで)「この子がいての産後は
どうなるのか心配。。前は里帰りだったがその間や帰ってからの生活をどうしよう」
とおっしゃってました。

出産後の体や骨盤の変化や、上の子のケアが多いに関わってくることなど。。
産後になってから備えるのは正直大変です(考える、話す、行動する体力は出産で消耗しています)産前の今だからこそ産後どういったことが必要かを考えて手配したり、
具体的にパートナーと共有しておくこと大事ですね。
私達はできれば産前から産後やその後を見据えて何が必要かをご一緒に考えて
私達ができる限りのサポートをこころがけています。

ネットを通じて知る(のももちろん有り!)ですが、実際にどんな人がお家に入って
サポートしてくれるのか、直接会って目で確かめて聞いて触れることができるのが
こうした地域のメッセの力だと思います。

記念撮影☆
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みんな産後ドゥーラ養成講座同期生です^^
それぞれの各地域で各々活動中!
基本個人事業主なので単身活動が多いのがもっぱらですがこうして同志として集まって
できるのが嬉しいっっ☆

参加させていただきありがとうございました‼