月別アーカイブ: 2013年7月

ドゥーラ実習(産後のお宅編)

ドゥーラ研修の中には実際の産後の方のお宅に伺い、産後女性の希望に添ったサポートをさせて頂く3日間の実地研修がありました。

私が伺ったお宅は産後2ヶ月3人目をご出産された方です。
とても広いリビングで床は全てフローリング。お部屋全体もとてもキレイにされてるのですが
上の子達が裸足でペタペタとあるくのでこびりつきが気になる、、とのこと。
それ以外にガスレンジまわり、トイレ、お風呂、玄関まわりなどなどお掃除がメインでサポートさせて頂きました。
最初はちょっと警戒モード?!だったお子さん達でしたが私が床掃除をしていると真ん中の男の子が背中に乗ってきて遊ぼうモード全開(笑)その笑顔がとても可愛くて、がっつり遊んで欲しいんだな〜、、とは思いつつもお掃除の依頼ですからね。。時にはドア越しにいないいないばあをしたり色々と話しながら手は動かす、という感じでした。

これが普通に家事代行とかだと、「すみません、保育は基本しないんで、、」ということになるんでしょうね。
そこは産後ドゥーラ、その時々、今の状況を察知して一番ベストであろう判断をしながら、もちろん産後女性の気持ちも汲みながらという感じで進めて行けたらと思う。

家庭の数ほど環境もお考えも様々。その家にとって一番のベストな状態って、、
どうあることが幸せなのかな〜、おせっかいと言われてしまえばそれ迄ですが(笑)
自分も含め子育て世代として私にとっても永遠のテーマです。。

一般社団法人ドゥーラ協会、産後ドゥーラとして認定頂きました!

今朝、ドゥーラ2期同期のFB投稿で「みんなおめでとう!」と投稿があり、
あわててメールを確認したら、、

はい!協会より産後ドゥーラとして認定を頂きました。
これを見て応援して下さった皆様ありがとうございます!

もちろん認定を頂いたことがゴールではなく本当にこれからなのであって、
一人でも多くの方の産後をより豊かに過ごして欲しいという気持ちを大切に
そして今後ドゥーラとしてお会いする方との出会いも大切にしていきたいと思います。

このホームページやチラシリニューアルなど只今小さな脳みそをフル回転中!
より良い情報、分かりやすいページとなるようもっともっとブラッシュupせねば!
なにより自分自身のブラッシュupもですね☆

産後というセンシティブな時期にお会いすると同時に新しい命のスタートの伴走者としてのドゥーラとして
今をどうありたいか、常に問い続けたいと思います。

活動するにあたって大事にしたいこと

今月で産後ドゥーラ養成講座も終わり残りあと2回の講座となりました。
実習講座もあと2度残ってます。

自分がこれから活動していくにあたってこれだけはご利用頂く方へ確認したいと思ったこと。
それはパートナー(男性側)がドゥーラを利用するに当たってどう思っていらっしゃるかの確認です。
なのでパソコンからのお申込の際、ぜひパートナーからもメッセージを頂きたいと思います。
なぜそうさせてもらうのか。それは愛する奥様とお二人の大事なお子様に直接関わらせて頂くからです。
そりゃ一番いいのはパートナーが育休、もしくは有休をとりせめて床上げまでずっとサポート出来たらという選択もあるかと思います、が、それだと経済的、体力的、精神的にも何かと大変です。だからそこはドゥーラが足りない手としてお手伝い、なのです。
もしこのサポートを「女・子どもでまあよろしくやってくれよ」(なんか口悪いですが笑)
というのではドゥーラの活動として本望ではありません。それだったら幾らでも他の家事代行やベビーシッター、自治体、民間のサービスはありますのでそちらをご利用頂けたらと思います。

まさに子育て導入時期に母と子だけで乗り切ってしまった、又は乗り切ってくれた、と双方が思ったとしたらどうでしょう。。女は根に持つんです(笑)笑としましたが正直やっぱり笑えません。。

その産前・産後に感じた思いというのは何故かずっと覚えています。(松が丘助産院の宗院長のお言葉を借りると「女性の産前・産後の気持ちは粘膜である」とか)私も昨日の様のことに語れます笑。良い事も悪いことも心に残りその思いを抱いたまま生活は続いていきます。

ニュース等で、虐待、産後うつ、離婚、熟年離婚、そんなフレーズを耳にしますが、産後どんな風に生活をしていたかというのも実は大きく関わっているんじゃ?!と思えてなりません。

だから特に産後の時期は大切なんです。女性の産後は体力もガタ落ち、ホルモンバランスも不安定、慣れない育児生活、夜泣きで寝不足、乳首が痛い、股も痛い等、ぜひこの事実をパートナーにも理解して欲しいんです。

例えば今まで妻任せだった○○をせめて床上げまでは、いやこれからは子どもがいるんだから(もしくは2人、3人になるんだから等)自分も出来る限りこれをやろうとか、分担しようとかそんな風に思って頂けたら嬉しいですね。
でもこればかりは人の価値観、夫婦の価値観・環境や生活の違いもあるからこうするべき!とかは無いと思うんですが、せめて産まれる前にお互いの気持ちや生活スタイルをどうする等の擦り合わせをして欲しいと思います。
その上でドゥーラを利用して下さるというスタンスを私は取っていきたい。
それが産後ライフコーディネーターでもある産後ドゥーラの役割だと思っています。